〈BackSpaceキー〉が遠いと思ったことはありませんか?

文章をキーボードで入力していて、そう思ったことがある方はいませんか?
勢いあまって違うキーを押してしまい、イライラしたことはありませんか?


そんな貴方に今回お薦めするのが、『キー配列入れ換えソフト』です!
これを使ってキーボードの配列をあなた好みにカスタマイズしてやりましょう!


ではまず、キーボードの配列をいじるとどう使いやすくなるのか、ご説明いたします。


まずよくある悩みが、「〈BackSpaceキー〉が遠くていちいち面倒ですぅ><」といったもの!
これは〈カタカナひらがなキー〉を〈BackSpaceキー〉にしてあげることで解決いたします!


ホームポジションに手をおいてみてください。
〈カタカナひらがなキー〉は、少し親指を動かすだけで打てる位置にありますよね?
しかしあなたは普段〈カタカナひらがなキー〉を使いますか?
まず使わないのではないでしょうか?
それどころか、うっかり〈Altキー〉と一緒に押してしまい、カナ入力になって困ったことがあるのではないでしょうか?


そんな使わないキーよりも、よく使うキーを使いやすい位置においてあげましょう!
〈BackSpceキー〉を手元に持ってくるだけで、文章の入力作業が格段に楽になります!


〈カタカナひらがなキー〉はどうしても必要だ、という方に関しては、〈Shiftキー〉を押しながら〈カタカナひらがなキー〉を押すことで今までと同じ機能を果たすようにも設定できますので、ご心配は無用です。


また、〈エンターキー〉も遠くはありませんか?
キーボードの配列というのは、もともと英文を入力するために開発されたものです。
英文の入力では、日本語文を入力する際に必要な「漢字変換・変換確定」作業がありません。
だから英文入力だけを考えるなら〈エンターキー〉はあの位置でもいいのですが、日本語文を入力する際には頻繁に〈エンターキー〉を押す必要があり、それにはあの位置は遠すぎますね。


はい、そこで〈変換キー〉を〈エンターキー〉にしてあげましょう!
〈無変換キー〉でもいいのですが、そちらは入力した文全体を一発でカタカナにしてあげるときに使うことがあるので、あまり適さないかと思われます。
でも、〈変換キー〉は〈スペースキー〉があれば、実用上なくてもほとんど困りません。
ここは入れ換えてしまいましょう!


そしてなにより…〈『−』ハイフンキー〉ではないでしょうか!
日本語入力では、「ー(長音記号)」の出現頻度にかなりのものがあるというのに、あの位置はなんでしょうか!指がつってしまいますよ!
そしてまた、となりの「0」と一緒に押してしまって、その度に修正するのがどれほど面倒なことか…!


そんな憎いアンチクショウをどこへ持ってくればいいのでしょう?
……ちょうどいいキーがありました!


〈『;』キー〉です!
「れ」と書いてある、ホームポジション右手小指下のキーですね!


どうもこのキーというのは、ホームポジション直下だというのに、その使用頻度といったら雀の涙でございます!
もうこれは入れ換えるしかありません!


……え?なんですって?
たまには使うので、〈『;』キー〉がなくなるのは困る、ですって?
大丈夫です!それならばもともとの〈『−』ハイフンキー〉を〈『;』キー〉にすればよいのです!
そのように設定すればよいのです!
もともと使用頻度の少ないキーです。遠くにあっても困らないでしょう!


さて、以上3つのキーを入れ換えるだけで、日本語入力の簡便性が格段に向上することを保障いたします!
なにしろ使用頻度が高いのに、ホームポジションから大きく手を動かさないと打てない位置にあったキーが、すべて手元にやってきたのです!
設定して最初の慣れないうちは、多少の打ち間違えなどでまごつくことがあるかもしれませんが、慣れてしまえば、以前の配列はなんだったのかと思うこと間違いなし!


ここまでで興味を持たれた貴方!
以上のことを実現するために必要な、私も使っているフリーソフト『猫まねき』をご紹介いたします!
http://www.remus.dti.ne.jp/~kurotora/


具体的な設定方法の解説は次回『猫まねき』の使い方 - 空理空論へ続きます。
どうぞ、お見逃しのないように!